家族が犯人?疑心暗鬼に陥る祖母と家族の苦悩…

私の祖母は90歳。同じ年齢の方々と比べると比較的元気な方だと思います。少々足が不自由ですが、耳もそこまで遠いということもなく、血圧が多少高いくらいで病院にお世話になることも少なく、週2回のデイサービスを楽しみに私の父母、私の4人と一緒に同居しています。
そんな祖母ですが1年ほど前から少しずつ、自分の部屋に見慣れない服がある、自分が買っていないはずの物が置いてある、お金が無くなっている、などと言うようになったのです。
私を含め、家族は祖母の部屋に許可なく入ることは一切なく、祖母もしっかりした人なので自分の洋服やお金の管理は全て自分でする人なので、家族は「おばあちゃんの部屋には一切入らないし、おばあちゃんの勘違いだよ。」と何度も言いました。
しかし、納得していない表情の祖母…。しまいには服を全てリビングまで持ってきて、「こんな服、私のじゃない!気持ち悪いから今すぐ捨てて!」と泣き叫ぶようになったのです。
でもその投げ捨てた服は、祖母が若い頃に着ていた服で私たち家族には見覚えのある洋服だったのです。感情が高ぶり、興奮状態になっている祖母に何を言っても納得するはずもないので、母が「分かったよ。捨てとくね。」と言い、段ボールに服を入れ、祖母に分からない場所にそっと保管しました。
特に私の母に対しては、姑と嫁の立場なので祖母は一番疑っているようで、「私の部屋に入ったのはあの人よ。」と私にそっと言うこともありました。
とにかく家族全員が疑われているような状況で、祖母は部屋にこもるようになり、口数も減ってきていました。
「このままじゃいけない…。」と家族で話し合い、ちょうど介護認定の更新だったのでケアマネージャーさんに相談しました。
その結果、認知症などを専門で診て下さる病院を紹介され、行ってみました。診断の結果は、アルツハイマー型認知症でした。また隠れ脳梗塞も見つかりました。
進行を遅らせる薬を処方して頂きましたが、年齢も年齢なので完治は難しいと思います。
食生活や日常生活の中で、少しでも家族のサポートで祖母がアルツハイマー型認知症の進行を遅らせれることができたら、と食事の面でもなるべく噛むような歯ごたえのある食材を使用してみたり、生活のリズムを乱さないように食事の時間をなるべく一定にして、祖母が自分で時計を見て行動出来るようにすることを心がけています。
また、最近話題のココナッツオイルを祖母の食事には取り入れています。アルツハイマー型認知症にはすごく効果があるとテレビで見たので、今試しています。
家族がしっかり祖母の病気を理解して、祖母の行動が病気によるもの、と分かったのでサポートすることにも余裕が出てきたように思います。
少しでも祖母が穏やかな生活を送れるよう、サポートしていきたいと思います。